外壁の亀裂やひび割れと原因とは
2020/07/10
目次
外壁の亀裂やひび割れと原因とは
こんにちわ!
Nagao塗装松岡です
「ヒビ割れ」「クラック」といわれる亀裂がでている場合、雨水が内部に侵入し、外部、内部をいためてしまいます。
ですが、一言にクラックと言っても程度や種類がありますので何個かご紹介します。
外壁のひび割れ・亀裂の原因は?
クラックの一番の原因となっているのはやっぱり「地震」です。
建物が建っている付近の道路環境(周囲の交通量の道路と建物の因果関係)にも影響します
他にも紫外線による塗膜劣化や外壁の乾燥、悪質業者の手抜き工事などのクラック原因となります。
クラックの種類と対処法
外壁のひび割れ・亀裂には種類があります。
ヘアクラック
ヘアクラックとは、髪の毛程度の細い亀裂のことです。
厳密な定義があるわけではありませんが、一般的に0.3mm以下のものが
ヘアクラックと言います。
この程度のひび割れであれば、
外壁塗装の際に下地調整として使用するフィーラー等を塗ることでカバーできます。
構造クラック
構造クラックは、外壁表面が原因ではなく内部側、つまり建物の構造からの影響で発生するひび割れです。
構造の欠陥からできるものや不動沈下、地震などによって建物に歪みがおこり、その歪みが亀裂によって現れます。
地震のような外的要因があるとしても、建物の構造があるとしても、建物の構造が原因とも言えるのでしっかりとした処理が必要なクラックです。
縁切れクラック
モルタルのような温式工法の外壁によく起こるひび割れです。
天候の影響や何らかの事情で工事に中断があると、その続きを塗装する際に「前に塗った箇所」
と「後から塗る箇所」の繋ぎめの部分にひび割れが出ることがあります。
これを縁切れクラックと言いますが、これは外壁塗装を行う職人が注意すれば防ぐことができます。
以前の塗装による縁切れクラックがある場合は、コーキングを用いて補修していきます。
大切な建物を守るには、正しい知識と定期的なメンテナンスが重要です。
外壁の種類によってメンテナンスの時期は変わりますが、およそ10年程度が塗り替えの目安となります。
塗り替えの際にクラックがある場合には、
そのクラックの原因を知り最適な対処法を取ること、
下地処理や、上塗り塗料の選定が何より大切です。
塗料というと表面に目がいきがちですが、下地処理やクラックの補修など
塗装に入る前の工程が重要だと考えます。