アパートのオーナー様へ
2023/10/13
目次
アパートの外壁塗装をすると入居率は上がる?
賃貸物件を探している方にとって、アパートの外観は入居を考える際のひとつの判断基準となります。
外壁塗装がきちんと行われていれば、アパートの清潔感が増して、入居者やお部屋探しをしている方へ好印象を与えられるでしょう。
清潔感のあるアパートは見た目が良いだけでなく、オーナーがきちんと管理をしているという印象を受け、アパートやオーナーのイメージアップにもつながるため、外壁塗装を行うと入居者の増加を見込めます。
こちらの記事では、アパートの外壁塗装がもたらすメリットや、工事の費用相場などを紹介していくので参考にして下さい。
アパート塗装にかかる費用は?
2階建てアパートに外壁塗装を行う場合は、費用相場は200~500万円となります。
一般的な2階建てアパートの外壁面積は、約500㎡です。この規模のアパートを外壁塗装する場合、塗料にかかる費用相場は100~300万円でしょう。
この費用は、使用する塗料のグレードや、外壁の状態によって変動します。また、この費用とは別に足場設置の料金や、業者が施工する際の費用(人件費)もかかります。
これらを考慮すると、アパート外壁塗装の費用相場は200~500万円と大きく変動するでしょう。非常に高額となるため、使用する塗料や依頼する業者は慎重に選ぶことが重要です。
外壁塗装の工事価格には、主に以下のような費用や料金が含まれています。
・足場代
・塗料代
・施工代
・業者の利益
外壁塗装の費用には、塗料代や施工代のほかに、業者の利益となる金額も含まれています。
業者の利益は、営業に使う車両の維持費や事務所の家賃など、会社運営に必要な代金です。
しかし、中には不当な利益を上乗せする詐欺業者もいるため、相見積もりを行って工事価格を比較することが大切です。
アパート塗装によるメリット
アパートの外壁塗装で入居率アップを期待できる
外壁塗装で新築時のような美観
アパートの外観は入居希望者が必ず確認する部分であり、部屋探しに大きく影響するため、定期的な外壁塗装リフォームを行って美観を保つことには大きなメリットがあります。
住む部屋を探している人にもすでにアパートに入居している人にも良い印象を持ってもらえるよう適切なペースでアパートの外壁や屋根のメンテナンスを計画しましょう。
外壁や屋根の塗装リフォームはアパートの美観を保つだけでなく、維持管理の面でも重要な役割を果たします。
外壁塗装リフォームで新築物件にも引けを取らない外観にできれば、築年数が10年20年と長くなったアパートでも高い入居率を維持できるんではないでしょうか?
アパート外壁塗装を行う築年数の目安とタイミング
外壁塗装の周期:10~15年がひとつの目安
一般的に、「外壁は10年に1回塗り替えが必要」と言われています。
塗料の耐用年数は種類によって変わりますが、10年程度のものが多いため10年ごとに塗り替えが必要と言われるのです。
アパートでも同様に考えるとすると、新築後10~15年の間には塗り替える必要があります。
外壁塗装のような大規模修繕は、費用がかかるだけでなく、工事期間中は入居者や近隣住民にも影響があります。
事前に計画を立て、準備をしておくことが大切です。
タイミングとしては、なるべく入居者の入れ替わりが少ない時期を選ぶことをおすすめします。
理由は、入居者の入れ替わりが多い春や秋には、完成できているほうが入居者を集めやすくなるからです。3~4月は、入学や入社、転勤などにより引越しする人が増えます。9月頃も転勤が多い時期です。
部屋探しをする人にとっては、アパートの外観も物件を選ぶ重要なポイントです。もし内覧に来たときに外壁塗装の作業中であれば、外観をイメージできず、入居を躊躇してしまうことも多いでしょう。
入居者を確保するために、できるだけ引越しの少ない時期に外壁塗装をすることが大切です。
アパート外壁工事のコツは?
一般の家以上に美観が重要です。ドアやベランダの手すりなど、細部にこだわると全体の見栄えが良くなります。色は自分の好みより、入居者の好みそうなものをチョイスするのがベター。落ち着いている色、おしゃれな色、デザイン性が高いものなど、アパートの雰囲気に合わせて選ぶといいと思います。
と、言われても難しいですよね
施工業者さんに参考色などを見せてもらいながら相談して選んでいきましょう。
最後に
アパートの外壁塗装は自分だけの問題ではないため、その分気を使います。そのうえ資金繰りや帳簿についても対応しなければならず、オーナーの仕事量も多いです。しかし、塗装後は美しい見た目や不動産収益など、得られるものは多いはずです。
アパートにとってプラスも多い外壁塗装、オーナーの方は一度検討してみてはどうでしょうか?