外壁塗装を長持ちさせるポイント
2021/09/17
目次
外壁塗装を長持ちさせるポイント
こんにちわ。
Nagao塗装松岡です。
外壁塗装を長持ちさせるポイントを今日は3つご紹介いたします。
大切な建物を長持ちさせるために
外壁の塗装を考えているお客様は、是非ご参考にしてください。
①建物の周辺環境を理解しましょう
建物の立地や周辺環境でも外壁塗装の耐用年数が変わってくるので、
外壁塗装や屋根の塗装を長持ちさせる為には、施工業者やお客様自身が
建物の周辺環境を知っておく必要があるかと思います。
例えば、一年を通して雨が多かったり、湿気が多い地域であれば
建物の外壁周りには物を置かず、風通しよくしたりするだけでも
外壁塗装の耐用年数に大きく影響しいますので、そういった部分も
考慮する必要があります。
また建物の周辺環境が寒冷地で、外壁材がサイデイングで造られた建物は
冬場「凍破」といった
外壁のボードや瓦に雨水などが染み込み
含まれた水分が凍結し、膨張し壊れてしまう症状です。
サイデイングが凍破する原因の一例として、冬場に外壁塗装
する際は、外壁材の内部に含まれている水分が塗膜によって、
逃げ場がなくなってしまい、その水分が凍結することによって
外壁が膨張し、破損するケースも稀にあります。
こういった外壁塗装の不具合は、施工業者が塗装する周辺環境
外壁材、塗装の性質を理解し、お客様に的確な説明をする事で防ぐことができます。
②塗装に適した丁寧な下地処理を行う
外壁塗装を施工する前には、塗装に適した下地を作る事が大切です。
具体的には、塗装面のホコリや砂を洗い流すと
カビ、藻、油・・を取り除く、下地の凸凹を整える、
剥がれかかった塗装や錆を削り取るなどといった下地処理があります。
③適切な塗装を行う
規定の塗布量や塗装回数を守らず塗装をする、塗料を規定量よりも薄めて塗装する事、下塗りを丁寧に塗らない、塗装の乾燥時間を守らない、塗装の気象条件を守らない‥と言った手抜きを行うと、外壁塗装の重大な不具合の原因になります。
このようないい加減な塗装工事を行いますと、塗料が本来持っている性能が十分に発揮できず、早く次の外壁塗り替え時期がきてしまう場合があります。
また、外壁塗装を効率良くきれいに仕上げる為には、塗料の特性や施工環境に合った適切な塗装道具を選定する事も大切です。
このような理由から、外壁塗装を長持ちさせる為には、施工価格の安さだけにこだわらず、しっかり丁寧に塗装をしてくれる誠実な施工業者を見つける事を第一に考える必要があります。
「安い、高品質」の概念が当てはまらないのが、外壁塗装工事です。
なお、お客様が外壁塗装の施工業者に工事を依頼する際には、工事に掛かる施工単価や歩掛かりも知っておく事も大切です