ボルトキャップについて
2021/09/18
目次
折板屋根のボルトキャップとは?
倉庫、工場、ガレージ、商業施設に使用されている折板屋根は、強度も十分で費用対効果も優れています。
しかし、折板屋根は金属屋根なので、サビによる腐食が心配されます。
また、定期的な屋根の塗り替え工事や防水工事を行っても、ボルト部分のサビによる腐食や雨漏りが起こる可能性があります。
この重大な問題を解決するのが「ボルトキャップ」と呼ばれるボルト部分に被せるキャップです。
折板屋根のボルト部分は、折板屋根を固定する屋根の上でしっかり固定されているので、腐食が進み、いざ交換しようとしても簡単に交換する事はできません。
そこでこのボルトキャップが登場します。
ボルトキャップの素材は、耐候性が優れる6ナイロンや塩化ビニールで、販売価格も安いので、簡単に折板屋根のサビや雨漏り対策を行う事ができます。
また、塩害や雨量の多い地方にも最適な部材です。
ボルトキャップの取り付け方
ボルトキャップは、屋根の塗り替え工事やメンテナンスを行う際に取り付けます。
折板屋根は、大体10~12年ほど経過しますと、屋根のメンテナンスが必要になってきます。
その際、ボルトキャップを取り付けたりす、交換したりする際には、まず、ボルトの廻りをケレン・清掃する事が重要です。
ボルトキャップを取り付ける際は、ハンマーで軽く叩くと、簡単に取り付ける事ができます。
屋根塗り替え工事の際、新たにボルトキャップを取り付ける場合、屋根塗装が完了した際にボルトキャップを取り付けると良いです。
また、経年劣化したボルトキャップを取り換える際は、カッターナイフでボルトキャップを削り取り、ワイヤーブラシでボルト周りについたシーリングのカスや錆を取り除いて、再度ボルトキャップを取り付ける必要があります。
折板屋根 ボルトキャップについて まとめ
ボルトキャップは折板屋根の雨漏りやサビ対策に必要なので、メンテナンスなどで取り付けてもらう、新しく変えてもらう事が重要です。
ボルトキャップの取り付けは、折板屋根を守る秘訣にもなるので、屋根メンテナンスの際はぜひご検討下さい。