建物の部位の名称
2023/02/25
目次
⑤ 胴差し
建造物の1階と2階の間に用いる地面と水平になる部材の事です。2階の床を作る為の部材となります。化粧胴差、帯と呼ぶこともあります。塗装の際、1階と2階で異なる色を塗装する際は、この部分を境に色分けをされることが多いです。例を挙げると、建物全体を黒にしてしまうと、印象が重く、暗い雰囲気になってしまうため、胴差しを境に1階部分を黒、2階部分を白と塗り分けることが多いです。
⑦ 雨戸
台風の様に、暴風が吹き荒れる際は、ガラスで出来ている窓に何かが当たると割れてしまう事がある為、窓の保護の為、窓の外側に取り付けられている建具の事、防風以外にも、遮光や目隠し、防犯といった目的で使用されることもあります。
⑧ 戸袋
雨戸を収納するための部分。最近の建物では、昔ながらの雨戸ではなく、シャッターを使用していることも多くあります。この場合、雨戸・戸袋ではなく、シャッター・シャッターボックスと呼びます。なお、シャッターには、塗装をしないのが基本となります。理由は、シャッターはシャッターボックス内に巻き取る形で収納されています。シャッターに塗装をしてしまうと、完全に乾燥するまでシャッターを下ろした状態にしないといけません。乾燥が十分でない状態で収納すると、中で乾燥してくっついてしまい、下ろせなくなることが考えられるため、シャッターへの塗装は、基本的には行わない業者が多いです。
⑩ 軒樋(のきどい)
屋根の外周(軒先)に沿う形で設置されている樋のこと。屋根からの雨水を集め、竪樋(たてどい)に誘導する役割があります。町を歩いていると、この軒樋が壊れたままのお宅を見かけることがありますが、早急に修理をされることをお勧めします。壊れたままでは、建物に、水が当たることになり、建物の寿命を縮める原因となる。また、大雨の時には、高い位置から雨水が流れ落ちるため、騒音などのご近所トラブルの要因ともなります。
3.まとめ
今回は、建物の部位の名称について書かせて頂きました。分からなかった部位の名称が分かった。と言って頂けると幸いです。
当社は、岐阜県羽島市に拠点を置き、岐阜県西濃地区、愛知県尾張地域や名古屋市まで多くの施工実績を誇る会社です。塗装だけでなく、樋の修理や雨漏りの補修なども含めたご提案をさせて頂くことも可能です。当該地域で、塗装するなら一緒に雨漏りの修理もしてほしいと思っている方がみえましたら、是非、当社にご相談ください。